ライトアップされたワット・パンタオ(Wat Pan Tao)があまりに幻想的!

ワット・パンタオの外観

ワット・パンタオはチェンマイの旧市街のちょうど中央付近にある仏教寺院です。チェンマイで最も有名な寺院の一つ、ワット・チェディ・ルアンのすぐ北隣に位置しており、ワット・チェディ・ルアンと同じくプラポッククラオ通り沿いに面しています。

自分にとっては、チェンマイ滞在中、一番最初に訪れた寺院です。当初、ワット・チェディ・ルアンを訪れようとした時、その手前にワット・パンタオの入り口があったため、何の知識も無く入りました。

決してガイドブックに大きく紹介されている寺院ではありませんが、その美しさにすっかり魅了されてしまいました。

その後、日没後にワット・パンタオの前を通りかかったところ、寺院が華麗にライトアップされていました。そこで境内に入ってみると……そのライトアップの美しさは特筆ものです。

チェンマイを訪れる機会があったら、日没後にライトアップされたワット・パンタオを訪れることをオススメします!

日没後のワット・パンタオ

チェンマイでも格式の高い寺院「ワット・パンタオ」

ワット・パンタオは、黄金色に輝く豪華絢爛な寺院ではありません。規模から見れば、広大な境内があるワット・チュディ・ルアンの横に、ひっそりと目立たない感じで佇む小じんまりとした寺院です。

ところが、調べてみると、かつてはヒスイ製のエメラルド仏陀もかつて安置され、実はチェンマイでも格式の高い寺院。

もともとワット・チェディ・ルアンの僧侶たちが暮らしていた僧院だったそうです。1796年にカウィラ王の時代に改修。さらに19世紀中ごろにはマホータラプラテート王の宮殿として使われています。

そのため、本殿の扉の上部には、王様のシンボルである孔雀の装飾が施されています。

ワット・パンタオ本殿の扉にある孔雀の装飾

「ワット・パンタオ」という名称は、タイ語で「千の窯の寺」の意味。すぐ隣にあるワット・チェディ・ルアンに奉納する仏像の鋳造が行われたことに由来するそうです。

ヴィハーンと呼ばれる本殿は、黒ずんだ渋めの焦げ茶色を基調とした見事な外観。重なり合う屋根など、典型的なランナータイ王朝時代の建築様式です。

チーク材をふんだんに使った木造の作りは、日本人の感性との親和性を感じさせますね。

ワット・パンタオの外観

本殿内部に入ると、太く堅牢なチーク材の柱が並び、天井を支えています。その奥に金色の御本尊が鎮座しています。

ワット・パンタオ本殿の御本尊

本殿内には、曜日ごとの金箔の小さな仏像などが展示されています。

曜日ごとの金箔の小さな仏像1曜日ごとの金箔の小さな仏像2

御本尊様の裏側に回って見ると、色鮮やかな布が天井から垂れ下がっています。見事なセンスですね。

ワット・パンタオの御本尊の裏側

境内には鐘がずらりと並んでいます。

ワット・パンタオ境内にある鐘

まるで日本の七夕のように飾り付けられた境内です。

ワット・パンタオの境内

日没後、見事にライトアップされたワット・パンタオ

日中、訪れても美しいワット・パンタオですが、是非、オススメしたいのは日没後の時間帯です。

夜、ライトアップされたワット・パンタオの美しさは、目を見張るものがあります。

提灯を一つみても、そのセンスの良さに感じ入ってしまいます。寺院は幽玄を漂わせた雰囲気に包まれ、時間を忘れて見惚れてしまいます。

ワット・パンタオの提灯

本殿側面に沿うようにして境内の奥に進むと、木々がイルミネーションで飾られています。

ライトアップされたワット・パンタオ境内

ライトアップされたワット・パンタオ境内

桜のような花が綺麗にライトアップされていましたが、よく見ると造花でした。でも綺麗ですね。

ライトアップされたワット・パンタオ境内の花

池に奥に鎮座する仏像、そして池の水面に反射する仏像とイルミネーション。センスの良さを感じます。

ワット・パンタオ境内の池と仏像
ワット・パンタオ境内の池と仏像

ワット・パンタオは小ぢんまりとした寺院ですが、その美的センスの良さは、数多くあるチェンマイの寺院の中でも突出しています。

ことに日が沈んでから、みごとにライトアップされたワット・パンタオの姿は、生涯、忘れることがないと思うほどの美しさです。有名なワット・チェディ・ルアンを訪れるなら、是非、ワット・パンタオも訪れてみて下さい。

ワット・パンタオの概要

名称
ワット・パンタオ / Wat Phan Tao
入場
無料
所在地
Phra Sing, Phra Pokklao Rd. Mueang Chiang Mai, Chiang Mai
電話 / Tel