マレーシア旅行のお供に最適なプリペイドSIMカードは? マレーシアのプリペイドSIM事情、お薦め通信事業者、お薦めプランをレポートします。
2016年12月初旬から2017年3月初旬にかけて3ヶ月間、マレーシアを長期旅行しました。旅のお供は、もちろん現地のプリペイドSIMカード。
クアラルンプールをはじめ、ペナン島、ランカウイ島、マラッカ、イポー、タイピン等に滞在しましたが、通信速度はサクサク快適。ほぼストレスを感じることなくネットにアクセスできました。
マレーシアの都市部では4G/LTE通信がしっかりと普及しています。多くの場合、自分が日本で使っている格安SIMよりもアクセス・スピードが速いです。驚きました。
マレーシアの大手キャリアの周波数帯域(バンド)
マレーシアの大手通信キャリア3社が使用している周波数帯域を調べてみました。
いずれのキャリアも、メインで使用しているLTEの周波数帯域(バンド)は、Band 7の2600Mhzのようです。
通信キャリア/ ネットワーク |
4G LTE | 3G WCDMA | 2G GSM |
---|---|---|---|
セレコム Celcom |
1800Mhz(Band 3) 2600Mhz(Band 7) |
2100Mhz(Band 1) | 900Mhz(E-GSM) 1800Mhz(DCS) |
マキシス Maxis |
1800Mhz(Band 3) 2600Mhz(Band 7) |
2100Mhz(Band 1) 900Mhz(Band 8) |
900Mhz(E-GSM) 1800Mhz(DCS) |
デジ DiGi |
1800Mhz(Band 3) 2600Mhz(Band 7) 900Mhz(Band 8) |
2100Mhz(Band 1) | 900Mhz(E-GSM) 1800Mhz(DCS) |
マレーシアのプリペイドSIMカードの使い方をイメージすると……
マレーシアの通信回線状況は、都市部では4G/LTEがバッチリ普及しており、快適です。
プリペイドSIMカードの使い方は、各通信事業者によって多少、異なりますが、基本的にこんな使用イメージです。
空港や街中にあるショップでプリペイドSIMカードを購入
クアラルンプール国際空港(KLIA)のターミナル1、および格安航空会社専用のターミナル2に、大手キャリアのショップがあります。
ターミナル1では、入国審査・預け荷物受け取り場所のレーンへ向かう途中に、各社のカウンターが並んでいます。到着ロビーにも各社のショップがあります。
ターミナル2でも、入国審査・預け荷物受け取り場所のレーンへ向かう途中に、各社の小さなカウンターがあります。入国審査を終えて到着ロビーに出ると、さらに各社のショップが並んでいます。
空港で展開している各ショップでは、スタッフが海外旅行者に慣れているので、 SIMカードの購入からアクティベート・プラン申し込みに至るまで一連の手続きをスムースに行うことができます。
空港からタクシー配車のアプリ「Uber」や「Grab」も即、使うことができるので非常に便利です。
ただし、空港ではいずれのショップでも何故かクレジットカード決済は不可。現金での購入となります。
早朝・深夜に空港に到着するなど、何らかの事情で空港でSIMカードを購入できない場合は、ショッピングモール内など街中にあるオフィシャルショップ、あるいはコンビニなど様々な場所でプリペイドSIMカードを購入できます。
スターターパックの中身
マレーシアでは、プリペイドSIMカードはスターターパック(Starter Pack)と呼ばれています。お値段は各社とも10リンギットですが、デジ(DiGi)は8リンギットと、ちょっと安いお値段です。
スターターパック(Starter Pack)、つまりプリペイドSIMカード自体には、ある程度の金額が初期チャージされています。もし5リンギット分がチャージされているなら、そのまま5リンギット分だけSIMを利用できます。
データ通信(インターネット利用)も、一定の通信量を無料で使用できます。自分が購入したマキシスの「Hotlink Fast」は、300MB(2日間有効)を初期通信量として使うことができました。
通話+ネットの利用プラン&プロモーション内容をチェック!
各通信キャリアは、通話とデータ通信が一緒となった「利用プラン」を用意しています。
プリペイドSIMカードを購入する時に、一緒にいずれかのプランを申し込むのが普通です。
マレーシアでも、日本同様、通信キャリアの競争は非常に激しいものがあります。各社ともユーザー確保に必死のため、随時、様々な「プロモーション」を展開しています。
例えば、「Facebook」や「Instagram」などのSNSを使用する場合は一定の通信量が無料となる、といった特典です。
利用プランの料金設定も年々、値下げ傾向にあります。ユーザーにとってはありがたいですね。
マキシスの「Hotlink」を利用した時は、1ヶ月で5GBのデータ量を使用できるプラン(50リンギット)を申し込みましたが、プロモーション特典としてYoutube用に毎週1GBのデータ量もプラスされました。
2018年6月上旬時点では、1ヶ月で6GBのデータ量を使えて30リンギットという、さらにお得なプラン内容となっています。
こうしたプロモーションプランも、マレーシアのSIMを選ぶ際、気に留めておきたいところです。
プリペイドSIMカードに金額をチャージ
ある程度の期間、マレーシアに滞在する場合は、使用するプリペイドSIMカードにお金をチャージして使います。
例えば、使用している「データ通信プラン」の利用期間の延長などです。
SIMカードに金額をチャージすることを、マレーシアではトップアップ(Top Up)と言います。国によって呼び名が違いますね。
トップアップ(チャージ)は手軽にできます。大きなショッピングモール内には、たいてい各社のオフィシャルショップが入っています。
また、街中にも多くの代理店が看板を掲げています。こうしたショップで手軽にチャージできます。コンビニでもできますよ。
便利なアプリを使いこなす
マレーシアの通信キャリア会社は、専用のアプリをリリースしています。トップアップ(チャージ)残高の確認や使用状況、あるいはトップアップ(チャージ)などを手軽にできて便利です。
SIMを購入したら、アプリをダウンロードすることをお薦めします。
WiFi環境が充実しているマレーシア
旅行者の多くは、スマホでネットにアクセスすることが多いと思いますが、普通の旅行ならば、それほど多くのデータ通信量は必要ないと思います。
というのも、マレーシアでは、ホテルや格安のゲストハウスでも、WiFi接続サービスを提供しています。また、街中にあるレストランやファーストフードでも、無料でWiFiを使えることが多いです。
スターバックスやマクドナルドでも無料でWiFiを利用できます。レストランやカフェ、ショップでは、レシートにユーザー名とパスワードが書いてあるか、あるいはショップ内に貼ってあります。分からなければ、スタッフに尋ねて見ましょう。
3ヶ月間、マレーシアに滞在中、様々な都市のゲストハウス、レストラン、カフェでWiFiを利用しましたが、「遅いなぁ」とストレスを感じたことはありませんでした。
つまり、マレーシアでプリペイドSIMの利用プランを選ぶ際、データ通信の通信量が多くない利用プランでも、おそらく不便は感じないと思います。
もちろん、各自のネット利用スタイルによって事情は異なりますが、宿やカフェではWiFiを利用して、屋外ではスマホでネットにアクセスする、というスタイルなら、大概の場合、安いプランでも事足ります。このあたりは、通信インフラが貧弱なフィリピンとは大きく異なります。
最近は、数十リンギットも出せば数十GB以上のデータ通信量を利用できるプランが登場していますが、多くの旅行者にとっては十分過ぎるほどの通信量です。
もちろん、大は小を兼ねるし、日本円に換算すれば、さほど大きな金額ではないので、高めのプランをチョイスするのも有りです。
マレーシアの大手通信キャリア
マレーシアで携帯電話サービスを展開している大手の会社は、セレコム(Celcom)、マキシス(Maxis)、デジ(DiGi)の3社です。
その他、ユーバイル(U Mobile)、テレコム・マレーシア(Telekom Malaysia)という通信事業者もありますが、セレコム(Celcom)、マキシス(Maxis)、デジ(DiGi)の3社、いずれかのプリペイドSIMを利用すれば問題ないです。大手3社の概略は以下の通りです。
マレーシア最大手の通信事業者、セレコム(Celcom)
マレーシアの携帯通信事業者の最大手がセルコム(Celcom)です。マレーシアのAxiataグループ系列の会社で、マレーシアで最初に携帯通信サービスを初めた会社です。
マレーシア国内で一番広いエリアをカバーしていると言われています。
実際、知り合ったマレーシア人に「どこのSIMを使っているの?」と尋ねると、「セルコム」という答えが返って来ることが多い印象です。
セルコム(Celcom)のプリペイドSIMカードは「Xpax」というブランド名で展開しており、ショップは鮮やかなブルーが目印です。
でも、街中ではあまりショップを見かけません。不思議と言えば、ちょっと不思議ですね。
セルコム(Celcom)のスターターパック(Starter Pack)
セルコム(Celcom)のスターターパック(Starter Pack)は10リンギット。初期設定で6.6リンギット分がチャージされており通話で使うことができます。データ通信は300MBをLTEで利用できます。
その上で、お好きな利用プランを申し込んで使います。
セルコム(Celcom)の通話&データ通信の利用プラン
金額 | 有効期間 | データ量 | ボーナス |
---|---|---|---|
RM2 | 1日間 | 2GB | 特典として音楽サービス有り |
RM4 | 1日間 | 4GB | 特典として音楽サービス有り |
RM6 | 7日間 | 1.5GB | 特典として音楽サービス有り |
RM10 | 7日間 | 6GB | 特典として音楽サービス有り |
RM19 | 7日間 | 15GB | 特典として音楽サービス有り |
RM30 | 30日間 | 15GB | 特典として音楽サービス有り 1時から7時までデータ通信無制限 |
RM50 | 30日間 | 30GB | 特典として音楽サービス有り 1時から7時までデータ通信無制限 1時から7時までYoutube視聴無制限 |
RM79 | 30日間 | 45GB | 特典として音楽サービス有り 1時から7時までデータ通信無制限 1時から7時までYoutube視聴無制限 15GBの動画サービス有り |
※2018年6月時点のプラン内容です。
セレコムの公式サイト
- 公式サイト Celecom
- カバレッジ Coverage checker – Celecom
- オフィシャルショップ Find a Store – Celecom
- プラン Prepaid – Celecom
LTEアクセス速度に定評があるマキシス(Maxis)
マキシス(Maxis)は、マレーシアで最初にLTEサービスを展開した会社です。都市部でのアクセス・スピードが高いことが売りで、勢いがあります。
プリペイドSIMカードは「Hotlink」というブランド名で展開しています。
マキシス(Maxis)のショップは、ライトグリーンが目印ですが、「Hotlink」のロゴは赤です。マレーシアの街中を歩くと、赤い「Hotlink」のロゴマークを掲げた代理店ショップを非常に多く見かけます。
日本人旅行者の間でも人気があります。自分もマレーシア滞在中はマキシスのプリペイドSIMカードを購入して使いました。
マキシス(Maxis)のスターターパック
マキシス(Maxis)が展開する「Hotlink」のスターターパックは10リンギット。その上でネットプランなどを申し込む形になります。
マキシス(Maxis)のスターターパックには、5リンギット分の通話が初期チャージされています。データ通信(インターネット利用)は、300MB(2日間有効)が無料で利用できます。
その上で、下記のような利用プランを申し込んで使うことができます。
マキシス(Maxis)の通話&利用プラン
2018年6月時点の通話&データ通信のプラン内容です。
金額 | 有効期間 | 無料通話 | データ量 | 備考 |
---|---|---|---|---|
RM3 | 1日間 | – | 1GB | 特典として無料でSNSサービス |
RM10 | 7日間 | – | 14GB | 特典として無料でSNSサービス |
RM15 | 7日間 | どのネットワークへも無料 | 1日1.5GB+14GB(深夜1時から早朝7時まで) | 特典として無料でSNSサービス |
RM35 | 30日間 | – | 1日1.5GB+60GB(深夜1時から早朝7時まで) | 特典として無料でSNSサービス |
RM60 | 30日間 | どのネットワークへも無料 | 1日8GB+60GB(深夜1時から早朝7時まで) | 特典として無料でSNSサービス |
RM70 | 30日間 | どのネットワークへも無料 | 1日10GB+60GB(深夜1時から早朝7時まで) | 特典として無料でSNSサービス |
マキシスの公式サイト
- 公式サイト HOTLINK
- カバレッジ Maxis Network
- プラン内容 Plans
- オフィシャルショップ Store
低価格路線でユーザー数を伸ばすデジ(DiGi)
デジ(DiGi)は、ノルウェーのTelenorなどが出資するTelenorグループの企業です。セレコムとマキシスに次ぐ第三番手のポジションにある通信キャリアです。日本で言えばソフトバンクといったところでしょうか。
デジ(DiGi)は「Inspire」という言葉をキャッチフレーズにサービスを展開しています。
低価格路線でユーザー数を伸ばしています。黄色のショップが目印です。
デジ(DiGi)のスターターパック
デジ(DiGi)のスターターパック(プリペイドSIMカード)「Digi Prepaid LiVE」は8リンギット。SIMカードの有効期間は5日間です。
初期状態でRM5.50分の通話が可能で、データ接続は300MBまで利用できます。
通常は、さらに利用プランを申し込んで利用します。
デジ(DiGi)の通話&データ通信プラン
デジ(DiGi)は、いくつかのプランを展開しています。「Super Tererrr」は、通話&データ通信プランです。このプランは、必要な金額がトップアップ(チャージ)されている限り、自動的に期間が延長されます。
金額 | 有効期間 | データ量 | ボーナス | 備考 |
---|---|---|---|---|
RM15 | 7日間 | 1.5GB | 0時~12時までデータ接続無制限 | DiGiユーザーへの通話無料 |
RM38 | 30日間 | 5GB | 0時~12時までデータ接続無制限 | DiGiユーザーへの通話無料 |
RM58 | 30日間 | 8GB | 0時~12時までデータ接続無制限 | 全ネットワークへの通話無料 |
※2018年6月時点のプラン内容です。
デジの公式サイト
- 公式サイト Digi
- カバレッジ Coverage
- スターターパックの内容 Prepaid Plans
- データ接続プランの内容 Prepaid Addons
- オフィシャルショップ Find a Digi Store
マレーシア第4番の通信事業者、ユーモバイル(U Mobile)
ユーバイル(U Mobile)は、一番後発で、第4番手に当たる通信事業者です。「Traveller Sim」という海外からの旅行者向けのプリペイドSIMを販売しています。
ただし、ユーモバイル(U Mobile)はクアラルンプール以外の場所では回線網が充実していないため、地方まで足を伸ばす旅行者には向いていません。
クアラルンプールなどの都市部に居住しており、電話を多く使う方には魅力的かも知れませんが、旅行者向けではないような……。
- 公式サイト U Mobile
- カバレッジ Coverage” – U Mobile
- プラン内容 Traveller-sim
- オフィシャルショップ Stores
マキシスのプリペイドSIM「Hotlink」利用レポート
2016年12月初旬から2017年3月上旬にかけてマレーシアに3ヶ月間、旅行した際、購入したのはマキシスのプリペイドSIM「Hotlink」です。その時の模様をレポートします。
クアラルンプール国際空港(KLIA)のターミナル2に到着したのは、早朝5時頃。入国審査を終えて、バッゲージクレームを経由して到着ロビーに出ると、ショッピングモール内のような光景が広がっています。
各通信事業者のショップが目立つ形であります。早朝にもかかわらず、一部のショップはオープンしていました。
自分は、クアラルンプール中心部に移動後、大型ショッピングモール「パヴィリオン」(Pavilion)に入っているマキシスのオフィシャルショップでプリペイドSIMカードを購入しました。
「パヴィリオン」(Pavilion)と言えば、マレーシアの代表的な大型ショッピングモール。大きく2つに別れていますが、マキシスは、東側にある大きな棟のレベル1(日本で言えば地下1階)にあります。
ショップでは、事前に調べておいた「3GB(30日間有効)」というプランを申し込むつもりでしたが、今は無いないと言われました。
※プラン内容は随時、変更されます。
替わりに勧められたのは、データ量が2GB(1ヶ月有効)のプラン(20リンギット)。データ量が5GB(1ヶ月)のプラン(48リンギット)です。
スタッフは、さらに通信量が多い上位のプランを勧めてきましたが、さすがにそれは高いので、結局、5GBのプランをチョイスしました。すると、ボーナスとして「4GBのデータ量が特典として付く」と説明されました。
プリペイドSIMカード代金が10リンギット、5GBのデータ通信プランの料金が48リンギット(30日間有効)でしたが、消費税を加えると、ちょうど合計60リンギット。日本円に換算すると約1500円でした。
パスポートを提示して、スマホの言語設定を英語に変えてからショップのスタッフに手渡すと、テキパキと設定を行ってくれました。ほんの数分です。
ショップを出ると、SNSが送信されてきました。
ショップの店員が「4GBがボーナスとして付く」と言っていましたが、このことでした。Youtube視聴に限って毎週1GB分のデータ量が無料で付くというボーナス特典です。1ヶ月で合計4GBというわけです。
Youtubeを視聴する場合は、1GB分の通信量が無料になるとはいっても、宿ではWiFiが快適に利用できます。自分は、他の旅行者に比べて屋外でもデータ通信を多く使う方だと思いますが、それでも毎月のデータ通信量は5GB以下でした。
マキシスのプリペイドSIM「Hotlink」のアプリを使いこなす
マキシスに限らず、マレーシアの大手キャリア会社は専用のアプリをリリースしています。トップアップ(チャージ)した残高や、データ使用量など使っているプリペイドSIMの状況を手軽に確認できます。
マキシスのSIMアプリは、「Hotlink RED」という名称です。
マキシスのプリペイドSIM「Hotlink」のアクセス・スピード
旅行前半は、マレーシア各地で「Hotlink」のデータ通信のスピードを計測してしました。
ところが、安宿でもWiFi接続で十分、速い速度が出ていることに気が付き、だんだんと計測しなくなりました。
マレーシアのスマホ事情
マレーシアに3ヶ月間、滞在中、どの都市でも暇を見てはショッピングモールに涼みに行きました。暑いですからね。
ショッピングモールには、沢山の国内・海外ブランドのショップが入っています。そして必ず大手通信キャリアのオフィシャルショップがあります。
もちろん、新品・中古のスマホを扱う携帯ショップも沢山、入っています。中でも一際目立つのは、「iPhone」でも「Samsung」でも「HUAWEI」でもなく、「Vivo」と「Oppo」というメーカーのスマホです。
日本をはじめアジア諸国でも人気の「iPhone」を扱っているショップは、あまり見かけません。
「Vivo」と「Oppo」は、とにかく目立ちます。大型ショッピングモールでは、必ずと言っていいほど、この2つのメーカーの看板がデカデカと飾られています。パッと見た限りでは、ほとんど「Vivo」と「Oppo」で埋め尽くされているほどです。
とはいっても、実は「Vivo」や「Oppo」の看板を掲げていても、扱っているスマホは「Samsung」だったり、「HUAWEI」だったりします。
「Vivo」と「Oppo」のマーケティング戦略として、携帯ショップ売り場にドカーンと大きな看板を出すことにしているようです。
「Vivo」と「Oppo」の2社は、ともに急成長している中国のモバイル・メーカーです。もともと同じ経営だったものが、2つの会社に分かれています。
「Vivo」と「Oppo」のスマホは、それぞれ差別化して展開していましたが、今ではほとんど同じスペック内容のスマホをマーケットに投入しています。
最近のスマホ端末は写真、特にセルフィーの機能に力を入れていることが特徴です。
価格帯で言えば、ミドルクラス・レンジ。スペックもそこそこ良く、人気を呼んでいます。近い将来は、日本でも話題となるかも知れません。