2016年初頭、タイ北部のチェンマイを基点に2ヶ月ほどタイに滞在しました。ところが、チェンマイ滞在のしょっぱなから、日本から持参したノートパソコンが壊れてしまうトラブルに見舞われました。
タイに旅立つ前からLenovoのノートパソコンの調子が悪く、不安定状態。どうも電源関連の故障の様子です。既に5年ほど使用したロートルマシンのため、もはや寿命と諦めて、チェンマイでノートパソコンを購入することにしました。
タイ長期滞在するあたって、自分にとってはノートパソコンは必須です。そこで、数日間、チェンマイをかけずり周り、タイ人にもいろいろ話しを聞いて、ノートパソコンを購入しました。
自分のように、タイでパソコンを購入する必要が生じた場合、「タイで買ったパソコンって日本語が使えるの?」「どこで買えるの?」「保証はどうなるの?」など、いろいろな疑問が湧くと思います。
自分が実際にチェンマイでノートパソコンを購入した経験を交えながら、チェンマイでのパソコン購入術をレポートします。
タイでパソコンを購入 – 素朴な疑問
タイで購入したパソコンで日本語は使えるの?
問題なく使えます。Windows系ではASUS、Acer、Dell、HP、あるいはノーブランドのパソコンなどが売られています。マックもちゃんと販売されています。
購入したノートパソコンはWindows8.1 BingというOSがインストールされたASUSのノートパソコン「EeeBook X205TA BING」。
タイに限らず、世界のどの国でパソコンを購入しても、日本語言語パックをインストールすれば、普通に日本語を扱うことができます。
日本語に言語設定する作業も、さほど難しくはありません。
言語設定の詳細は後述。
タイ語キーで日本語は入力どうするの?
タイで売られているパソコンのキーボードはタイ語対応です。各キーにはタイ文字とアルファベットが刻印されており、タイ語と英語が入力できます。
そこで、「スタートメニュー」「時刻と設定」「地域と言語」「言語」「言語を追加する」の流れで「日本語」を選択してクリックするとサブメニューが表示されます。
そこで日本語を「既定値として設定する」に設定すると、タイ語キーボードのままでも普通に日本語を入力できます。JIS入力です。
ただし、幾つかのキーの割り当てが変わっているため、多少の慣れが必要です。
デスクトップマシンとノートパソコンのキーボード
デスクトップマシンの場合は、自前で日本語キーボードを用意すれば、USB接続などで普通に使えます。日本語キーボードはアマゾンや楽天などで購入して、タイお取り寄せることもできます。
ノートパソコンの場合は、デスクトップマシンのように日本語キーボードだけを用意すればいい、という訳にはいきません。タイ語キーをそのまま使うことになります。
どうしても日本語キーを使いたいという場合は、同じ機種のノートパソコンの「日本語キーボード基板」を探しだして、取り替えるという方法があることにはあります。
★アマゾン 楽天
この場合、ノートパソコンを分解して、タイ語のキーボード基板を取り外し、日本語キーボード基板に換装するという作業が必要となります。
これまでに3回、自分でノートパソコンのキーボード基板を取り替えたことがあります。ある機種ではキーボード基板を簡単に取り外すことができましたが、ある機種ではとても、とても苦労しました。
換装作業の難易度は、ノートパソコンの機種によって大きく変わります。
日本語のキーボード基板を入手する手間と金額、そして自分でキーボード基板を換装する手間を考えると、そのまま、独特のキー配列に慣れることが現実的だと思います。
タイではどのメーカーのパソコンが人気?
チェンマイのパソコンショップを覗くと、Dell、HP、ASUS、ACERなど日本でもお馴染みのメーカーのノートパソコンやデスクトップパソコンが販売されています。ノーブランドや日本では見慣れないメーカーのパソコンもあります。中国製品のようです。
Macの場合、「studio」などのMac製品専門店が大型ショッピングモールや、電化製品専門店の「PowerBuy」などで取り扱っています。
ただし、WindowsのPCに比べて、入手しにくいです。
チェンマイでパソコンを購入できる場所
バンコクであれば、老舗電脳ビルの「パンティップ・プラザ」や、サイアムスクエアにあるMBKなどに、多くのパソコンショップが入っています。その他のショッピングモールのITコーナーにもパソコンショップが普通にあります。
チェンマイにも、ナイトバザールで有名なチャンクラン通りに「パンティップ・プラザ・チェンマイ」(Pantip Plaza Chiangmai)があります。
バンコクにある「パンティップ・プラザ」と同系列なのか、あるいはちゃっかり名前だと似せているのかは不明ですが、「IT City」や「JIB Computer」など代表的なパソコンショップのチェーン店がテナントとして入っています。
とはいえ、非常に多くのパソコン・ショップが軒を連ねているわけではなく、バンコクの「パンティップ・プラザ」を想像すると肩透かしを食らいます。
「Kad Suan Kaew」(ガード・スワン・ケーウ)や「Maya」(メイヤー)などの大型ショッピングモール内にもパソコンショップが入っています。例えば、「ガード・スアン・ガウ」の3階には、有名パソコンショップ「IT City」があります。ただし非常に小じんまりとしており、品数もごく僅かです。
メーカーの正規販売ショップが集まる家電モールのようなビルもあります。旧市街のお堀の北側を走るマニーノパラト通りにある「Power Buy」。
そして、旧市街のお堀の南側外を走るチャンロー通りにある大型家電モール「SiamTV」です。
大型家電モール「SiamTV」 / チャンロー通り
ことに「SiamTV」はメーカー正規のショップが大集合したようなモールです。製品に対する安心感がありますね。あくまで家電製品、携帯端末・スマホが中心ですが、ASUS、Acer、LGのパソコンも販売しています。
大型家電モール「SiamTV」内の様子
チェンマイでオススメのパソコン購入場所
一番のオススメは、マニーノパラト通りにある電脳ビルです。「Power Buy」の近くに7-11があります。その東側に「Computer City」という建物があります。
ここから東に100メートルほど歩くと「Computer Plaza」という建物があります。
さらに「Computer Plaza」の東端から北側に伸びるソイ(小道)に入ると、道なりの左側に「ICON」という電脳ビルが有ります。
つまり、合計3つの電脳ビルが近距離に点在している形です。
この3つの電脳ビルには、数多くのパソコンショップが入っています。ショップ数、各ショップが扱うパソコン製品の多さは、チェンマイでダントツで一番です。
以下、チェンマイでパソコンが購入できる場所を地図にまとめてみました。
パソコン購入マップ@チェンマイ
29 ถนน หัสดิเสวี Tambon Si Phum, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
312/1 Manee Nopparat Rd, ตำบลศรีภูมิ, อำเภอ เมืองเชียงใหม่ Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
タイ 〒50200 チエンマイ ムアンチエンマイ テーサバーンナコーン・チエンマイ
111 Chang Lor Rd, ต.หายยา Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100 タイ
340 Manee Nopparat Rd, Tambon Si Phum, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
21 Huaykaew Rd, ตำบลสุเทพ Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
152/1 Changklan Rd, ตำบลช้างคลาน Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100 タイ
チェンマイで実際にノートパソコンを購入してみた
数日間かけて、上記のモール、ショップを全て回ってみました。スグに気がついたのは各パソコンショップが販売しているノートパソコンは、ほぼほぼ同じ機種で値段もほとんど同じという点です。
例えば、「パンティップ・プラザ・チェンマイ」(Pantip Plaza Chiangmai)内に入っているパソコンショップ「IT City」では、あるASUSのノートパソコンの機種が13990バーツで販売されていました。
他のパソコンショップ「JBSコンピュータ」でも同じ値段です。ただ、店員と値段交渉をすると、店によっては12990バーツまでの値引きに応じてくれる、という違いはありました。
最終的に購入したのは「ASUS EeeBook X205TA」です。タイに旅立つ前からノートパソコンの具合が悪かったため、もし新たに購入するなら、どのノートパソコンがいいか事前に検討していた機種の一つです。
基本的なスペックは既に頭に入っているため、ショップで「ASUS EeeBook X205TA」を見かけた時は、グッと購入意欲が高まりました。
チェンマイでパソコンを購入するなら、ショップのプロモーションをチェック!
「ASUS EeeBook X205TA」を販売していたのは、大型ショッピングモール内の「IT City」、それに「Computer City」と「ICON」という2つの電脳ビルでした。
どのショップも価格は6999バーツ。OSはWindows 8.1 with Bing 32bit。Office365ソフトが付いてのお値段です。日本円にして約2万3000円です。
ところが「ICON」の1階にある「Top Computer」では、プロモーション特典として、16GBのUSBメモリー、USBタイプのバッテリー、ポータブルマウスの3点セットが付いて6999バーツというお値段。
実は、このプロモーションが気になっていました。数多くのパソコンショップを回るうち、あるショップでは、1ヶ月間限定で特定の機種が割引価格で販売されていたり、USBメモリーなどが特典として付いくことに気が付いたからです。
例えば「Computer Plaz」のあるショップでは、「ASUS X200MA KX668D 6810」が8900バーツ。プロモーション特典として、ファンクーラー、マウスが無料で付いていました。
同一機種のノートパソコンでも、あるショップではプロモーション対象となっており、別のショップではプロモーション対象外となっています。
自分の場合、以前からの購入候補の一つだった機種である「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」が、たまたま「Top Computer」のプロモーション展開と合致していたことが幸いでした。
チェンマイでノートパソコン購入、有りです!
アマゾンで同スペックの「ASUS EeeBook X205TA」をチェック
「ASUS EeeBook X205TA」は細かいスペックの違いにより、多くの型番があります。
チェンマイで売っていたのは「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」。CPUはAtom Z3735F (1,33GHz)、メインメモリーは2GB、ストレージ(外部記憶装置)は64GBのeMMCです。
eMMCは、SSDと同じくフラッシュメモリーを応用したストレージです。SSDよりは遅いものの、ハードディスクドライブよりは高速。消費電力はSSDより低いというメリットもあります。
しかも容量不足の感が否めない32GBではなく、「eMMC 64GB」という点がポイントです。
いったん宿に戻り、ネットで調べてみると「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」は日本では扱っていない型番のようです。
ほぼ同スペックの「ASUS EeeBook X205TA」製品を探してみると、アマゾンでは3万を切る価格で販売されていました。
そこで、再度、マニーノパラト通りにある電脳ビル街を訪れました。英語ができる店員に保証期間について尋ねてみると「インターナショナルワランティ(国際保証)が2年」という答え。
現金の他、クレジットカードも使えます。確認すると手数料は2%。
決めました!
夕方5時ごろ6999バーツ全額をキャッシュで購入。
1万円が約3050バーツなので、約2万3000円のお値段ということになります。安い!
現物商品の受け取りは、夜の8時過ぎ。何やら「テックニシャンがセットアップするから」とのこと。しかも、「何か欲しいソフトがあったら、何でもインストールしてあげるよ」とニッコリ。
余計なソフトは一切、入れたくないので、丁寧にお断りしましたが、「日本語ランゲージキット」だけは必須のため、確実にインストールして欲しいと、お願いしました。
商品の受け取りは「ICON」ビルではなく、ちょっと離れた所にある「Computer City」内にある「Top Computer」を指定されました。「Computer City」に入っているショップが本店のようです。
夜、8時過ぎに「Computer City」に赴くと、店の奥から真面目そうな青年が製品を手にして登場。目の前で「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」を起動して見せてくれます。
そこで、「日本語キット」がちゃんとインストールされているかを確認。さらに「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」のインターナショナルワランティ」などについても確認しました。
すると「Top Computer」で購入したことを示す証明タグのようなものをセロハンテープで「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」の裏面に貼り付けます。
セロハンテープ……さすがに「おいおい」と思いましたが、黙っていました(苦笑)。
ショップで各確認を行った後、商品を受け取り、ショップを後にしました。
後日、プロモーション特典として付いてきた16GBのUSBメモリー、USBタイプのバッテリー、有線マウス、3つのお値段を調べてみると、推計300バーツほどでした。
チェンマイ電脳ビル散策
マニーノパラト通りにある「Computer City」「Computer Plaza」「ICON」という3つの電脳ビル。近接しているので、ぐるっと回ってみると面白いです。
パソコンショップの数、取り扱うパソコンの機種の多さは、チェンマイで一番ですが、それでも香港や台北などの電脳ビルに比べれば、おとなしめです。
コアな「電脳ビル」ファンからすれば、物足りないかも知れませんが、チェンマイでは一番、電脳ビル的雰囲気を醸し出しています。
ガジェット小物なども多少、揃えてあります。しかも、かなり安いです! ノートパソコンの他、小物も幾つか購入しました。
例えば、電源コンセントの変換プラグ類。購入した「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」に付属している電源コンセントのプラグは、タイプBでした。
※タイで使われている電源コンセントのプラグ・タイプは、日本と同じタイプA、円柱状のピンが2本あるタイプB、そして円柱状のピンが3本あるタイプDの3つが混在しています。
※タイの電圧は、220V/50Hzです。
つまり、日本に帰国した時、電源コンセントに差し込むことができません。コンセントの形状を日本仕様に変換するプラグが必要です。
マニーノパラト通りにある電脳ビルでは、日本の電源コンセントをタイの形状に変換するプラグ、そしてタイの電源コンセントを日本の形状に変換するプラグの両方とも売られています。
一番安いもので、たったの10バーツ(約30円)。「Computer City」で19バーツのものを購入しました。
電源コンセントの差口が3個付いてケーブルの長さ3メートルという電源タップが59バーツ。ケーブルの長さが5メートルのものは79バーツ。これも欲しくなりました。
ゲストハウスのドミトリーに宿泊する時は、電源コンセントの取り合いにあることもあるので、購入しておくと便利ですね。
その他、USBライトなどの小物ガジェットもあります。
ICON内のショップでは、インターナショナルアダプターが僅か60バーツ(200円弱)で売られていました。これはお買い物。
世界各国の様々な電源コンセント・プラグの形状に対応したインターナショナル変換アダプターは、日本では2000円、3000円はします。
安過ぎます! すぐに壊れないか、ちょっと不安でしたが購入することにしました。開封してみると中国製でした。
その他、スマホのSIMカードのサイズを調整するSIMカードのアダプターなども、他のショッピングモールより、かなり安い値段で売られています。
「Computer Plaz」の2階にはタイの音楽MP3を集めてCDに焼いた海賊版屋もありました。
タイのパソコンショップについて知っておきたい2、3の事柄
テックニシャンとは何者か?
タイを旅行する時は、バンコクにある「パンティップ・プラザ」をはじめ、電脳ビル的な場所を好んで訪れてきました。日本とはいろいろ事情が異なる点があります。
例えば、パソコンショップの店員の商品知識。あまり期待できません(苦笑)。
秋葉原のパソコンショップで、店員がパソコンのイロハを知らない、なんてことはありえませんが、タイでは普通にあります。
実際、チェンマイでパソコンショップ巡りをする中、「今日は“テックニシャン”がいないから、明日、また来て」と言われることも。
初めは「テックニシャン? 何? どういうこと?」と意味が分かりませんでした。ようやく「テックニシャン」=「技術者」を指していることが分かりました。
各パソコンショップには、ハードディスクの取り外しやらメインメモリーの増設などのハード的なことから、OSやアプリケーションソフトのインストールなどソフト的な面まで、専門的なことを取り扱う「技術者」が控えており、ユーザーからの様々な要望に応えています。
店頭では、パソコンに関する商品知識がほとんどない売り子がいることもあります。その意味では、日本のパソコンショップの店員は、ほぼ全員が「技術者」です。
OSがインストールされていない状態が普通
パソコンショップでは、値段と簡単なスペックを書いたポップが付いたパソコンがズラリと並んでいます。
ポップをよく見ると「DOS」の文字があることも。もちろん、Windowsが登場する以前の「DOSマシン」が販売されているワケではありません。
ここでいう「DOS」とは、OSがインストールされていない状態のパソコンのことです。
日本では、必ずOSがインストールされた状態で販売されていますが、タイではOSがインストールされていない状態で、普通に販売されています。
OSがインストールされていなければ、パソコンは動きません。
店員に「これ(DOS)、どうするの?」と尋ねると、「Windwds8でも、Windwds10でも好きなOSをインストールしてあげるよ」との返事。
「そうか、そうか。じゃ、OSの値段を加えると、おいくら?」と尋ねると、「コピーのOS? それともライセンシーOS?」と普通に返してきます。
パチモノWindowsだと600バーツが目安。正規版の場合はWindowsの種類にもよりますが、2000バーツ、2500バーツはします。
別に怪しい店ではなく、有名ショッピングモールに入っている有名パソコンショップでの話です。
OS込みの値段が表示されて販売されていることもありますが、ポップの値段だけを見て、「あ、めちゃ安!」と私のように勘違いしないように!
ちなみに購入した「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」には、れっきとした正規版Windowsがインストールされています。「Windows 8.1 with Bing」です。そもそもマイクロソフトがOEMメーカーに無料で提供しているOSです。
おまけ 道に電源コンセントのプラグがぶら下がっている。利用できるの?
マニーノパラト通りにある電脳ビル「Computer City」の近くにある「シンプルマーケット」前あたりを歩いていると、頭上の電線から電源コンセントのプラグがぶら下がっていました。
電線からぶら下がっている電源コンセントのプラグは、メスとオスの2つです。
……驚きました。普通に使えるんでしょうか?
どうやら近くで工事をやっており、夜間照明をつけるため、頭上の電線から電源をひっぱいてきているようです。
モバイラー、バックパッカーのお供、ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BSの使用感
2016年1月にチェンマイで購入した「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」。その後の旅行でも、問題なく使用しています。
ネットに接続してのサイトのブラウジング、テキストエディターを起動しての原稿書きには、何ら不自由を感じません。時折、Youtubeなどの動画を視聴も問題無し。
ただし、重い画像ファイルの加工作業などを行う際は、さすがにCPUパワーが足りないと思う時もあります。
「ASUS EeeBook X205TA BING FD0037BS」を使ってみて、一番満足した点は、重量約980gという軽さ、そしてバッテリー駆動時間の長さです。
「ASUS EeeBook X205TA」のバッテリー駆動時間の公称値は11.2時間です。ネットに接続しつつ、様々な作業をノートパソコンで行っても余裕で7~8時間はバッテリーが持ちます。
バッテリー駆動時間が7~8時間もあれば、日中、電源席がないカフェで作業に没頭しても大丈夫。モバイラー、バックパッカーにピッタリのノートパソコンです。
後記
2019年3月の時点でも現役でバリバリ使用しています。アマゾンなどのレビューを読むと、「ASUS」のノートパソコンは不具合も報告されていますが、自分が購入した「EeeBook X205TA BING FD0037BS」は何らトラブルに見舞われていません。
なお、ASUSは、2016年9月に「EeeBook X205TA」の後継機種的なノートパソコンを投入しています。「ASUS VivoBook E200HA」シリーズです。
もし、旅行用の手軽なノートパソコンの購入を考えているなら、「ASUS VivoBook E200HA」は有力な候補機種の一つになると思います。