「こ、これは? すげぇーーーーーーー!」
とにかく言葉を失いました。
数ある沖縄本島の絶景スポットの中でも、最も感動した一つが、ビーチ51(Beach51)です。
この超穴場スポットは、九州から沖縄に移住した方から教えてもらいました。
「ここは、本当に穴場だよ~。とにかく行ってごらん。絶対に後悔しないから!」
という言葉に誘われて、訪れてみたのですが、ただただ感動しました。
ざねー浜のすぐ隣に位置するビーチ51へのアクセス/行き方
ビーチ51(Beach51)は、恩納村にある超有名なダイビングスポット、真栄田岬から歩いて10分もかからない距離に位置しています。
真栄田岬といえば、青の洞窟へダイビング / シュノーケリングをする足場となる場所です。
真栄田岬やビーチ51のいち関係を地図でみると、以下の通り。
真栄田岬, 真栄田469-1, 国頭郡, Okinawa, Japan
真栄田岬から南西方向に500メートルほど離れた場所に、ざねー浜という小さなビーチがあります。
ざねー浜の隣に、ちょうどざねー浜を見下ろすことができるような小さな崖があります。
この崖がビーチ51(Beach51)です。
崖なのに「ビーチ」とあるのは、ちょっと「?」ですが、ざねー浜の別名がビーチ51(Beach51)で、それが転じて崖の方をビーチ51と呼ぶようになったのでしょうか。
そもそもビーチ51(Beach51)という名称自体が変わっていますね。
アメリカのネバダ州にあるアメリカ空軍の秘密飛行テスト場である「エリア51」を連想させます。
勝手な推測ですが、ビーチ51(Beach51)という名称は、地元の沖縄の方というよりも、ダイビング好きのアメリカ人たちが呼び始めた名称のような気がします。
※「ビーチ51」はあくまで「ざねー浜」の別称と言う人もいます。
ソレハサテオキ、ビーチ51(Beach51)、それにざねー浜は、いわゆる観光スポットではありません。
周りはサトウキビ畑が広がるのんびりとした場所。駐車場もありません。
大多数の方は車で行くことになると思いますが、ビーチ51(Beach51)&ざねー浜の入り口近くの農道に路駐するのは厳禁です。
近隣の農家の方に迷惑がかかりますし、路駐を取り締まるパトカーも来るようです。必ず真栄田岬にある駐車場を利用しましょう。
真栄田岬はれっきとした人気観光スポット。駐車場の利用は、1時間、たったの100円ぽっきりです。
真栄田岬は、青の洞窟へのダイビングやシュノーケリングの足場となる観光スポットですが、泳がなくても真栄田岬の崖の上から、パノラマ眺望を満喫できます。
真栄田岬から「ビーチ51(Beach51)&ざねー浜」までは、歩いてほんの10分ほどです。
ビーチ51と合わせて、真栄田岬の絶景も楽しむことができます。
なお、真栄田岬からビーチ51&ざねー浜に行く途中には、裏真栄田ビーチがあります。
真栄田岬は、青の洞窟へダイビングやシュノーケリングする方で混雑することが多いので、こちらの裏真栄田ビーチからエントリーするダイバーの方も多いですね。
「Pizzeria da Enzo」前の小径に入り、茂みを抜けるとビーチ51(ざねー浜)
真栄田岬から南西に向かって、裏真栄田ビーチを通り過ぎ、合計500メートルほど歩くと、「Pizzeria da Enzo」(ピザリア・ダ・エンゾ)というイタリアン・レストランがあります。
この「Pizzeria da Enzo」がビーチ51への至る小径の目印です。
このイタリアン・レストランを背に海側を見ると、小さな農道のような小径が海側へと伸びています。
この小径の東側にはお墓が並んでおり、小道を奥に進むと、道が左右に別れた地点にたどり着きます。
二股の右側に進むと、ざねー浜に降りることができます。
ざねー浜に降りてみると、地元住民がのんびりくつろいでいる光景を目にします。
ざねー浜の右奥には、岩に四角い形で穴が開いた「岩の窓」というスポットがあります。
ビーチ51(Beach51)に行くには、二股に別れた小道を左へGO!
根っこがタコのように広がるアダンなどが群落しています。沖縄の浜辺ではよく見る風景。
いかにも穴場的なローカル感が漂います。
茂みを抜けると、視界が一気に広がります!
海に向かって右に視界を移すと、ざねー浜を見下ろすことができます。
視界を左側に向けると、遠くに残波岬を見ることができます。
崖のような突端まで降りると、まさに絶景パノラマビュー!
初めてビーチ51を訪れた時は、読谷村に10年ほど住んでいたという沖縄在住者と一緒でした。
「昔、僕が住んでいた家が遠くに見えるよ」と左側に広がる場所を指差してくれました。
「でも、こんな絶景スポットがあるなんて、今まで知らなかった!」
知らなかったんかい!
そう、ビーチ51は地元の人でも知らなかったりする超穴場絶景スポットなんです。もちろん、知っている人もいるでしょうし、近年はSNSなどで人気を呼んでいる気配。
さて、ビーチ51の足元は赤土になっています。もちろん、フェンスなどは一切ありません。
最初にビーチ51を訪れた時は、ちょうど雨上がりだったため、赤土がぬかるんで非常に滑りやすく、崖の先端へと至る段差のところで、ちょっと難儀しました。
サンダルなどではなく、スニーカーで行った方がいいですね。
カップルなどで行く場合は、崖の先端を見下ろすことができる段差の上が絶好の撮影スポットです。
インスタ映えする写真をレンズに収めることができます。
ビーチ51を再度、訪れた時は、ちょうどこの段差の上からブラジル人旅行者がスマホで撮影していました。
2020年から2021年にかけて沖縄本島に滞在した折は、数回、訪れましたが、出会うのは、たいてい外国人旅行者。
外国人旅行者の間で、SNSなどで人気を呼んでいる穴場スポットとなっているようです。
沖縄の離島へと足を伸ばさなくても、沖縄本島にも沢山の絶景スポットがあります。
このビーチ51は、自分が訪れた中で最も印象深い絶景スポットのベスト一つ。
ことに晴れた日は最高です!