バックパッカー向け!ドンムアン空港から格安でバンコク市内に行く方法

日本から格安航空会社(LCC)のエアアジアとスクートの飛行機を便を利用してバンコクに飛ぶ場合、ドンムアン空港に到着します。

せっかく格安航空会社を利用してバンコクまで飛んだなら、ドンムアン空港からバンコク市内へも格安で移動したいところ。ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス移動手段を比較・検討してみました。

格安航空会社の国際線とタイ国内線が発着するドンムアン空港

ドンムアン空港は、バンコク市内の中心部の北方向、20数キロの距離に位置しています。格安航空会社(LCC)の国際線、及びタイ国内線の飛行機の便が発着しており、2つのターミナルがあります。

ターミナル1は2015年末からは国際線専用ターミナルとして使用されています。一方、ターミナル2はタイ国内線専用ターミナルです。

ターミナル1とターミナル2は横に並んで位置しており、2つのターミナル間は徒歩で自由に行き来できます。

日本からは格安航空会社(LCC)のエアアジアとスクートがドンムアン空港に飛んでいます。両社ともターミナル1に発着します。ターミナル1とターミナル2とも、到着ロビーは一階になります。

ドンム巻空港からバンコク市内へと移動アクセスする手段には、タクシー、リムジンバス、エアポートバスがありあます。

さらに、路線バス、あるいはタイ国鉄の列車、ミニバン(ロットゥー)の利用という選択肢もあります。路線バスや鉄道を利用すると、金額的には驚くほど安く移動できます。

但し、使いやすさ、疲労度などを総合的に考えると、必ずしもコスト・パフォーマンスが良くないという側面があります。以下、具体的に見てみます。

ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法

ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法の概要は以下の通りです。

メータータクシー
料金は、バンコク市内中心部まで250バーツ~300バーツが目安。
リムジンバス(エアポート・リモバス・エクスプレス)
エアポート・リモバス・エクスプレスと呼ばれるリムジンバスが、カオサン通り行きと、ルンピニ公園行きの2ルートで運行。料金は150バーツ。
エアポートバス
A1、A2、A3、A4という4つのルートで運航。A1とA2は一律30バーツ。A3とA4は一律50バーツ。
路線バス
バンコク市内の様々なルートを走る路線バスが複数、空港近くを運行しています。ノンエアコンなら10バーツ以下。
タイ国鉄鉄道
フォアランポーン駅(バンコク駅)まで5バーツから21バーツ。

以下、これらのアクセス移動方法を一つ一つ解説します。

ドンムアン空港からバンコク市内までタクシーで移動

空港からバンコク市内まで移動する方法として、最もポピュラーな移動手段の1つがタクシーです。

ドンムアン空港に乗り入れているタクシーは、空港専用というわけではなく、バンコク市内・市外を走っている普通のタクシーです。

タクシードライバーは、空港側に空港使用料50バーツを支払うことで、空港内に乗り入れることができる仕組みです。

タクシーのメリット

タクシーのメリットは何といっても、目的とするホテルなどの宿泊施設までドアツードアで移動できる点に尽きます。炎天下、自分で重い荷物を運ぶ必要もなく、車内はエアコンも効いているため、快適です。

ドンムアン空港からバンコク市内までのタクシー料金

タクシーは全てメーター制で、初乗り料金は35バーツです。

また、ドンムアン空港からタクシーを利用する場合、メーター表示料金に加えて、先に触れたドンムアン空港乗り入れ料金(空港使用料)を乗客が負担する必要があります。

ドンムアン空港乗り入れ料金(空港使用料)は50バーツです。

つまり、メーター表示が200バーツなら、さらに50バーツを加算して合計250バーツを支払う必要があります。空港乗り入れ料金の50バーツは、決してタクシードライバーがボッているわけではないので、お間違えなく!

空港からスクンビットやシーロムなどバンコク市内の主なエリアまで移動する場合、空港乗り入れ料金を含めて、250バーツ~300バーツが目安です。

日本円にすれば約1000円ですが、タイの物価感覚からすれば、やはり高い部類に入ります。

ビジネス用途でタイを訪れるならタクシー一択でしょうが、バックパッカーや一人ボッチ旅では、あまりオススメしません。

しかし、カップルでの旅行、あるいはグループ旅行など複数の仲間と一緒ならタクシー料金をシェアできます。料金的にも懐が痛みません。タクシーでの移動も、かなりコスト・パフォーマンスが良いことになります。

ドンムアン空港のタクシー乗り場

タクシー乗り場は、国際線専用のターミナル1では、到着フロアの8番出口付近にあります。

空港の到着ロビーの出口は、天井から下がる大きな電光掲示板のようなボードに、「5」「6」「8」といった数字が大きく表示されているので、容易に分かります。

国内線専用となっているターミナル2では、ターミナルの南端付近の1階部分が、タクシー乗り場となっています。

タクシーの利用方法

空港からタクシーを利用するには、まずタクシー乗り場付近にあるタクシー・カウンターで、タクシーチケットを貰う必要があります。

カウンターで行き先を告げると、タクシードライバーの名前や車のナンバーなどが書かれたタクシーチケットを渡されます。

ホテル予約サイトなどを通じて、ホテルやゲストハウスに予約を入れている方は、ホテル/ゲストハウスのバウチャーをスクリーンショットで撮影しておき、すぐスマホで表示できるようにしておけばスムースです。

高速道路を使う場合は、別途、高速料金がかかります。ドンムアン空港でタクシーに乗車すると、普通、ドライバーが「高速を使うか?」(Hightway?)と聞いてきます。

「Yes / No」で答えれば、OKです。

夕方などの時間帯は、下の道路はかなり込みます。バンコク中心部に近づけば近づくほど酷い渋滞です。高速道路を使えば、渋滞時間でも早く移動できます。

しかし、急ぐ必要が無い方は、必ずしも高速を利用する必要はありません。

スクンビット、シーロムなどバンコク市内の主なエリアまで移動する場合、所要時間は約1時間が目安です。

補足:リムジンタクシー

空港のメータータクシーの他に、リッチな方向けのリムジンタクシーもあります。

リムジンタクシーのカウンターは、ターミナル1の到着ロビーにあるレンタカーカウンターと両替所の間付近。「TAXI SERVICE」と大きくサインがある場所です。

リムジンタクシーのカウンター@ドンムアン空港

空港のタクシーは時間によっては、タクシー待ちの行列が並ぶこともあります。お金に余裕があるならば、こうした混雑を避けて、ササッとリムジンタクシーに乗車すれば、待ち時間はありません。

もちろん、料金は通常のタクシーよりも、グッと高くなります。普通のメータータクシー料金の約3倍が目安です。

スクンビット、シーロムなどバンコク市内の主要エリアまで、1000バーツ前後が目安です。完全にリッチな方向けです。バジェット派旅行者には無縁な存在です。

リムジンバスで空港からカオサン通り/ルンピニ公園へ移動

ドンムアン空港とバンコク市内との間は、リムジンバスとエアポートバスの2種類のバスが運行しています。

リムジンバスは、車体ボディが白色のリムジンです。エアポートバスは、車体ボディがオレンジ色です。容易に見分けがつきます。

リムジンバスの正式名称は「エアポート・リモバス・エクスプレス」(Airport LimoBus Express)。略して「リモバス」(LimoBus)と呼ばれています。

リムジンバス(リモバス)は2つルートで運行しています。1つはドンムアン空港とカオサン通りとを結ぶルート。もう1つは、ドンムアン空港⇔プルンチット⇔ルンピニ公園というルートです。

料金は、いずれも片道150バーツです。

リムジンバス(リモバス)の乗り場

リムジンバス(リモバス)の乗り場は、ターミナル1では7番出口付近。ターミナル2では14番出口付近にあります。

リムジンバス(リモバス)は、ドンムアン空港発が09:30~24:00の間、約30分に1本の間隔を目安に運行しています。

一方、バンコク市内からドンムアン空港行きのリムジンバス(リモバス)は、04:00~20:30の間、1時間に1本の間隔を目安に運行しています。

参考URL
Airport LimoBus Express

※英語、タイ語

一人旅に最もオススメなエアポートバス

リムジンバス(リモバス)よりリーズナブルなバスがエアポートバスです。料金が安いといっても、ちゃんとエアコン付きのバスです。

エアポートバスは、オレンジ色のボディ車体なので、すぐに見分けがつきます。運行会社は、「バンコク・マス・トランジット公社」(Bangkok Mass Transit Authority)です。

参考URL
Bangkok Mass Transit Authority
※英語のみ

エアポートバスは、空港からバンコク市内までA1、A2、A3、A4で、それぞれ異なる4つのルートを運行しています。

もし、知人・友人が初めてタイのドンムアン空港に飛ぶならば、迷わずエアポートバスの利用を勧めます。一番の理由は、バス運賃はA1とA2は一律30バーツ。A3とA4は一律50バーツと格安であることです。

目的とする行き先が「A1」から「A4」までの4つのルート上に無い場合でも、いずれかのエアポートバスを利用して、BTSないしMRTの駅まで移動。その上で、BTSないしMRTを利用することで、たいていのバンコク市内の場所近くまで移動できます。

また、リムジンバス(リモバス)が運行しているカオサン通り行きルートと、A3のルートはほぼ同じです。リムジンバス(リモバス)のルンピニ公園行きのルートは、A4のルートとほぼ同じです。

料金も高く、ほぼ同じルートをカバーしているエアポートバスの方が、どう考えてもコスト・パフォーマンスが高いです。

リムジンバスがエアポートバスより優れている点と言えば、必ず座ることができることです。一方、エアポートバスは、混雑時には座席に空きがなく、ずっと立ちっぱなしで移動しなければならない事もあります。

しかし、後述する方法を使えば、ほぼ座ることができます。

エアポートバスの4つの運行ルート

A1のルート
ドンムアン空港⇔BTSモーチット駅(MRTチャトゥチャック公園駅近く)⇔モーチットバスターミナル
運行スケジュールは、07:00~24:00の間、5分~10分に1本が目安です。

料金 一律30バーツ。

A2のルート
ドンムアン空港⇔BTSモーチット駅(MRTチャトゥチャック公園駅近く)⇔戦勝記念塔
運行スケジュールは、07:00~23:00の間、約30分に1本が目安です。
料金:一律30バーツ。
A3のルート
ドンムアン空港⇔プラトゥーナム⇔ラチャダムリ通り⇔ルンピニ公園。
運行スケジュールは、07:00~23:00の間、約30分に1本が目安です。
料金:一律50バーツ。
A4のルート
ドンムアン空港⇔カオサン通り⇔サナームルアン(王宮前広場)
運行スケジュールは、07:00~23:00の間、約30分間隔が目安です。
料金:一律50バーツ。

上記の運行ルートは、「A1」を例にとると、「ドンムアン空港⇔BTSモーチット駅(MRTチャトゥチャック公園駅近く)⇔モーチットバスターミナル」となっていますが、その間にある複数の箇所で停車します。

反対に、バンコク市内からドンムアン空港まで移動することもできます。バンコク市内からドンムアン空港に行く場合は、どのルートのバスも、若干、ルートが異なります。

エアポートバスの乗り場

エアポートバスの乗り場はターミナル1では5番出口と6番出口の間付近にあります。A1~A4まで共通です。

ターミナル1の6番出口付近の様子@ドンムアン空港

ターミナル2では12番と14番出口の間付近にあります。

エアポートバスの利用方法

エアポートバスの乗車方法は、お目当てのルートを走るバスが来たら、そのまま乗り込むだけです。「A1」ルートを走るバスなら「A1」とバスに表示されているので間違うことはないでしょう。

それでも不安なら、例えばモチットに行きたい場合は「A1」バスに乗車する時、運転手に「モチット?」と確認してみましょう。カオサンを経由するルートを走るバスは「A4」なので、その場合は「カオサン?」と尋ねてみればOKです。

バス料金は、バスが出発した後にスタッフが車内を回って料金を徴収しに来るので、その時に支払うスタイルです。

エアポートバスは、「A1」と「A2」が特に使い勝手の良いバスです。両方とも「BTSモーチット駅」を経由します。「BTSモーチット駅」のスグ近くに「MRTチャトゥチャック公園駅」(地下鉄)もあります。

BTSもMRTも利用できるので、スクンビットをはじめバンコクのたいていの場所まで比較的、素早く移動できます。

しかも、「A1」バスは、運行本数が非常に多い点がいいですね。それだけ需要が多いルートです。

エアポートバスで必ず座りたい場合の対処方法

初めてドンムアン空港に飛ぶならば、迷わずエアポートバスの利用を勧めます。

理由は、上述の通り、料金が30バーツ、ないし50バーツと非常にリーズナブルであること。BTSやMRTに乗り換えて、たいていの場所へ移動できるからです。

唯一のデメリットとも言えるのは、混雑時には立ちっぱなしになることがある、という点です。

しかし、対処方法があります。「A1」から「A4」までのエアポートバスは、ドンムアン空港ターミナル1(国際線)の5番出口付近から出発します。次いで、国内線専用のターミナル2の12番出口に停車。乗客を乗せた後、バンコク市内へ向います。

そのため、お客さんが多い時間帯では、ターミナル1を出発した時点で座席が埋まってしまうことがあります。ドンムアン空港からバンコク市内まで立ったまま移動は、正直、厳しいです。

日本からスクートなりエアアジアの便を利用する場合は、ターミナル1に到着するので、問題はありません。もし非常に混雑しているなら、エアポートバスを1本だけ見送って、次のバスに乗車すれば座ることができるハズです。ことに「A1」ルートのバスは、5分~10分間隔で運行しており、頻繁にバスがやってきます。

一方、タイの国内線の便を利用する場合は、国内線専用であるターミナル2に到着します。

そこで、ターミナル2の到着ロビーからターミナル1の到着ロビーまで歩いて移動します。2つのターミナル間は、建物自体が繋がっているので外に出る必要はありません。通路をそのまま歩いて行き来できます。

ターミナル1とターミナル2を結ぶ連絡通路

ターミナル2の到着ロビーからターミナル1の到着ロビーまで約200メートルほど離れています。重い荷物がある場合でもカートを利用すれば、さほど苦になりません。そして、ターミナル1のエアポートバス乗り場からバスに乗車すればOKです。

ドンムアン空港⇔スワンナプーム空港間を無料で結ぶシャトルバス

ドンムアン空港からスワンナプーム空港にダイレクトに移動したい場合は、シャトルバスを利用します。ドンムアン空港とスワンナプーム空港との間を無料シャトルバスが運行しています。

シャトルバスの運行時間は早朝05:00~24:00まで。時刻表が以下のように看板表示されています。

スワンナプーム空港行き無料シャトルバスの時刻表

但し、誰でも利用できるという訳ではなく、シャトルバス乗車前にスワンナプーム空港の利用者であることを証明する書類の提示が必要です。

具体的には、スワンナプーム空港発の「Eチケット」などです。提示できない場合は乗車できません。

ドンムアン空港⇔スワンナプーム空港間を運行するシャトルバスの乗り場は、5番出口付近です。

シャトルバス乗り場付近の様子

バンコクのローカルな路線バスを利用して激安で移動

ドンムアン空港からバンコク市内の各所へは、ローカルな路線バスを利用して移動することも可能です。ドンムアン空港近くからバンコク市内までは、複数のルートの路線バスが運行しています。

路線バスは、何といってもバス運賃が激安です。路線バスには、エアコン付きバスとノンエアコン・バスがありますが、ノンエアコンバスなら、ドンムアン空港からバンコク市内まで6.5バーツが目安です(行き先によって料金は異なります)。

路線バスの利用者は、空港内の売店やショップで働いている従業員スタッフや地元タイ人です。バジェット派外国人旅行者の姿が、ごく稀にいるかな、といったところです。

路線バスは、運行ルート上にある沢山の停留所に停車しつつ、進みます。その分、移動時間は非常に長くなります。

さらに、です。路線バスはあくまで地元住民の足です。大きな荷物を抱えて乗り込む外国人旅行者には向いていません。

「荷物が少ない方」「何が何でも安く移動したい方」。路線バスは、とにかく移動費を節約したいバジェット派旅行者向けです。

路線バスとエアポートバスを比較すると、エアポートバスのバス料金が30バーツないし50バーツであること、エアポートバスなら比較的、スムースかつスピーディーに移動できること。そして、移動の際の疲労度などを総合的に考えれば、エアポートバスの方がコスト・パフォーマンスが良いと思います。

でも、たまにドンムアン空港から路線バスを利用することもあります。ちょっと違った体験をしてみたい、という好奇心からでしょうか(苦笑)。

路線バスの運行ルート

バンコク市内には非常に多くのバス路線があり、バンコク市内を網目のように網羅しています。ドンムアン空港の前を通る大通り、ウィパワディーランシット通りを走る路線バスも相当数あります。

例えば、29番はドンムアン空港から、モーチット、戦勝記念塔などを経由してファランポーン駅まで行きます。

ドンムアン空港からモーチットへ行く路線バス29番

59番はセントラル・ラートプラオ、チャトゥチャック戦勝記念塔などを経由して、カオサン近くのサナムルアンまで行きます。

504番はディンデーン、プラトゥーナム、シーロムなどを経由してクルンテープ橋まで行きます。

各路線バスの運行ルートを確認するには、以下のサイトが参考になります。

transit Bangkok
バンコクの路線検索サイトです。英語で地名を入力することで、路線バスからMRT、BTSまでの運行ルートを確認できます。
バンコク路線バス不完全ガイド 番号別インデックス – 60代のロングステイ
バンコク首都圏の路線バスの運行ルートを路線ごとに網羅されています。路線ごとのルート案内に留まらず、周辺の見所なども解説されています。凄いですね!
Bangkok City Bus Guide (แผนที่รถเมล์ไทย)(タイ語)
バンコクの路線バスを網羅している個人サイトです。タイ語のみですが、路線バスの数字をクリックすれば、グーグルマップで路線バスごとの運行ルートを確認できます。

路線バスの乗り場

路線バスは、ドンムアン空港内には乗り入れていません。ドンムアン空港ターミナルビルの前を走る大通り、ウィパワディランシット通りまで赴く必要があります。ウィパワディランシット通り沿いに路線バスの停留所があります。

ウィパワディランシット通りは、ドンムアン空港ターミナルビルと、タイ国鉄の鉄道線路との間にあります。方角的には、ドンムアン空港の到着ロビーからみて、ちょうど正面方向に当たります。

ドンムアン空港から路線バスの停留所まで行くには、アマリ・ドンムアン・エアポート・バンコク・ホテル(Amari Don Muang Airport Bangkok)というエアポート・ホテルを目指す行き方が分かりやすいです。

ドンムアン空港とアマリ・ドンムアン・エアポート・バンコク・ホテルとは、高架となっている歩道橋のような連絡通路で結ばれています。

到着ロビーは1階なので、まず到着ロビーで「AMARI」と大きく黄色の文字で表示されている場所を探します。

ターミナル1の到着ロビーにあるアマリ・ホテルのサイン表示

この「AMARI」というサインがある箇所に、2階に上がるエレベーターがあります。2階に上がると、アマリ・ドンムアン・エアポート・バンコク・ホテルに至る2階の連絡通路に出ます。

この連絡通路(横断歩道橋)をアマリ・ホテル方向に進むと、途中に路線バスの停留所がある大通りの歩道に降りる階段があります。「Bus」と書かれたサイン表示が目印です。ドアを開けると階段に出ます。

連絡通路を先に進めば、タイ国鉄のドンムアン駅へと降りる階段スロープもあります。「Railway Station」と書かれたサイン表示が目印です。

タイ国鉄ドンムアン駅へと降りずに、さらに連絡通路を進めば、アマリ・ホテルに至ります。

別のルートもあります。ターミナル1の到着ロビーの北東方向の端まで行くと、1番出口があります。

ターミナル1の1番出口付近の様子@ドンムアン空港

1番出口から外に出ると、目の前は駐車場です。この駐車場に沿うように大きく左回りに歩くと、ウィパワディランシット通りに出ることができます。

ターミナル1の1番出口前に広がる駐車場@ドンムアン空港

ウィパワディランシット通りに出たら、南西方向(バンコク市内方向)に少し歩くと、ファミリーマートがあります。その先に路線バスの停留所があります。

路線バスの停留所@ドンムアン空港

ミニバン(ロットゥー)の利用について

駐車場からウィパワディランシット通りに出る当たりに、ロットゥーと呼ばれるミニバンの待機場所があります。ミニバン(ロットゥー)にはウィパワディランシット通り沿いで乗車できます。

ミニバンの待機場所@ドンムアン空港

ミニバンだとバンコク市内の様々な場所まで、50バーツを目安に行くことができます。ミニバンの車体ボディに行き先がタイ文字で書かれていますが、アルファベット表示はありません。

ミニバンは外国人旅行者の利用を想定していません。完全にローカル地元タイ人向けの交通手段です。タイ語が話せないと、利用するにはハードルが高いです。

ウィパワディランシット通りで乗車できるミニバン(ロットゥー)

ウィパワディランシット通りのメータータクシー

ウィパワディランシット通りに出ると、普通にメータータクシーが走っています。ドンムアン空港のターミナルではなく、ここでタクシーを捕まえることもできます。

空港内に乗り入れていないため、当然、空港使用料50バーツを支払う必要がありません。実際、ウィパワディランシット通りでは、地元タイ人がタクシーを捕まえている光景をよく目にします。

ウィパワディランシット通りのタクシー

バンコク市内まで最も安く移動できる鉄道

タイ国鉄の列車

ドンムアン空港のターミナルビルの前を走る大通り、ウィパワディランシット通りを越えると、タイ国鉄のドンムアン駅があります。

ドンムアン空港からドンムアン駅までの行き方は、先に触れた路線バスの停留所への行き方と同じです。アマリ・ドンムアン・エアポート・バンコク・ホテルに至る2階の連絡通路を歩くと、タイ国鉄のドンムアン駅へと降りる階段スロープがあります。

正確には、まずバンコク方面行きのプラットフォーム(Bangkok Bound Platform)に降りる階段スロープがあります。連絡通路をさらに奥に進むと、アユタヤ方面行きのプラットフォームに降りる箇所があります。

ドンムアン駅のプラットフォームから2階の連絡通路へと続く階段スロープの様子はこんな感じです。

ドンムアン駅のプラットフォームから2階の連絡通路へと続くスロープ階段の様子

タイ国鉄の列車の種類

タイ国鉄は、普通列車(Orddinary)、快速列車(Rapid)、急行(Express)、特別急行(Special Express)と数種類の列車を運行しています。列車の種類によって停車駅が違いますが、どの列車もファランポーン駅まで行きます。

フォランポーン駅までの所要時間は、普通列車だと1時間前後。快速列車・急行列車・特別急行なら約50分前後が目安です。

3等席は自由席で、地元タイ人の庶民の足といったところで、ローカル感満載です。混雑する時間帯は、座席に座れないこともあります。

タイ国鉄の3等席の様子

2等席、1等席の座席は、進行方向に2人掛けで座るスタイルです。全座席指定なので、席があれば確実に座ることができます。座席もフカフカです。

タイ国鉄の2等席の様子

タイ国鉄の2等席の座席

ただし、エアコンはどの席にも付いていません。列車内は熱帯特有のねっとりとした空気に包まれています。日中は雨が降っていなければ、窓はどの席も全開です。顔や手はホコリですすけてくる感じです(苦笑)。

ファランポーン駅まで5バーツ! タイ国鉄の列車の運賃

ドンムアン空港駅からファランポーン駅(バンコク駅)までの電車運賃は、座席の種類によって異なります。

  • 1等席(1St Class)21バーツ
  • 2等席(Second Class)11バーツ
  • 3等席(Third Class)5バーツ

列車の切符は、バンコク方面行きプラットホーム(Bangkok Bound Platform)にあるチケットカウンターで購入できます。

なお、アユタヤ方面行きのプラットフォームには、チケットカウンターがないので、バンコク方面行きプラットホームにあるチケット売り場で購入する形になります。

タイ国鉄の電車の運行時間

ドンムアン駅からフアランポーン駅(バンコク駅)へは、午前3時過ぎから午後10時過ぎまでの間、ザックリ言って約1時間間隔で運行しています。

一応、時刻表もありますが、列車は時間通りに運行しないこともしばしばあります。20分遅れ、30分遅れは普通にあります。タイ国鉄の公式サイトで、列車の時刻表と料金を確認できます。

Timetable & Fares – State Railway of Thailand
※英語・タイ語

列車でバンコク市内に行くコスト・パフォーマンスは?

ドンムアン空港からバンコク市内のフアランポーン駅(バンコク駅)まで、たったの5バーツで移動できるのは魅力です。

車窓からの眺めを楽しみながら、列車内を頻繁に往来する物売りから軽食を買ったりと、鉄道の旅は独特の風情があります。

しかし、です。ドンムアン駅からフアランポーン駅(バンコク駅)までは約1時間。距離にして20数キロです。風情に浸るには短すぎます。

そもそも荷物を担いでドンムアン駅まで歩く手間、列車の3等席は必ずしも快適ではないことを考えると、さほどコストパフォーマンスは高くありません。あまり荷物が多くない方、徹底的に節約したい方、何か変わった体験をしてみたい方向きです。

ただし、深夜便、あるいは早朝便でドンムアン空港に到着した場合は利便性があります。

エアポートバスの始発が早朝7時からなことに対して、列車は早朝3時過ぎから便があります。空港泊したくない場合、列車は選択肢の一つになります。