自然に溢れるカミギン島へのアクセス方法を徹底ガイド!

カミギン島は、行政的には北ミンダナオ地方カミギン州に属しています。地図を見れば一目瞭然。ミンダナオ島のすぐ近くです。

実際、カミギン島の地元の人達と話すと、彼らの心理的な距離は、セブ島やボホール島より、ミンダナオ島北部に近いことに気づきます。

例えば、親族に大病人が出ると、セブ島ではなく、ミンダナオ島北部の都市、カガヤン・デ・オロの病院に連れて行くそうです。地元フィリピン人の間では、ミンダナオ島北部のカガヤン・デ・オロとの往来が多いです。

しかし、外国人旅行者にとっては、まずミンダナオ島に辿り着くことが難儀です。結果、セブ市からの方がアクセスしやすいことになります。

飛行機でカミギン島マンバハオにアクセス

カミギン島で一番大きな街・マンバハオ(Mambajao)には、ちゃんと空港があります。マンバハオの西側にあるカミギン空港です。

セブにあるセブ・マクタン空港とカミギン空港との間は、フィリピン最大手の航空会社であるセブ・パシフィック航空とフィリピン航空の2社が、それぞれ1日1便、運航しています。所要時間は片道50分が目安です。

マニラからカミギン空港まで直行便のフライトはありません。セブ・マクタン空港で乗り継ぎする形になります。

セブ・パシフィック航空のセブ⇔カミギン間のフライト時刻表

セブ・パシフィック航空のセブ⇔カミギン間の路線のスケジュールは、以下の通りです。

DG 6690便 セブ発13時15分 カミギン着14時05分
DG 6691便 カミギン発12時10分 セブ着13時00分

航空チケットの料金は、シーズンによって異なりますが、エコノミークラスで1200ペソから2400ペソが目安です。

なお、大手の航空会社であるセブ・パシフィック航空は格安は頻繁にセールを行っています。タイミングが合えば驚くほど安く航空チケットを購入できます。

フィリピン航空のセブ⇔カミギン間のフライト時刻表

フィリピン航空のセブ⇔カミギン間の路線のスケジュールは、以下の通りです。

PR 2929便 セブ発11時00分 カミギン着11時50分

PR 2930便 カミギン発12時10分 セブ着13時00分

航空チケットの料金は、シーズンによって異なりますが、エコノミークラスで1200ペソから2400ペソが目安です。

フェリーでカミギン島のベノニ港にアクセス

バックパッカーなどバジェット派旅行者にとっては、フェリーが最も一般的なアクセス手段となります。

カミギン島には2つの大きな港があります。ベノニ(Benoni)港、バルバゴン(Balbagon)港です。

カガヤン・デ・オロ⇔カミギン島ベノニ港間を運航するフェリー

ミンダナオ島北部の都市、カガヤン・デ・オロから車で2時間ほどの距離にあるバリンゴン(Balingoan)から、カミギン島のベノニ(Benoni)港へ渡るフェリーが運航しています。

フェリー会社はスーパー・シャトル・フェリー(Super Shuttle Ferry)。運航スケジュールは1日10便。所要時間は2時間弱です。

ボホール島ハグナ⇔カミギン島バルバゴン港間を運航するフェリー

カガヤン・デ・オロ⇔カミギン島ベノニ港間を運航するスーパー・シャトル・フェリー

ボホール島南東部の街・ハグナ(Jaguna)からは、カミギン島のバルバゴン(Balbagon)港へと渡るフェリーが出ています。

ハグナの港の入り口付近にスーパー・シャトル・フェリーのチケット売り場のブースが出ています。

ハグナ港にあるスーパー・シャトル・フェリーのチケット売り場のブース

スーパー・シャトル・フェリー(Super Shuttle Ferry)の運航は、2017年10月時点で月曜・水曜・金曜の週3便です。

スーパー・シャトル・フェリー(Super Shuttle Ferry)の運航スケジュール

ハグナ(Jaguna)からカミギン島のバルバゴン港までフェリーの所要時間は約4時間。料金は大人一人450ペソです。さらにターミナル使用料として15ペソ、さらに「Municipal Fee」が2ペソがかかりました。「Municipal Fee」というから、市の税金のようなものだと思います。

ボホール島ハグナ港のターミナルフィー

ハグナからカミギン島バルバゴン港までフェリーのチケット

フェリーは、フィリピンでロロと呼ばれるカーフェリーになります。かなり老朽化しています。

ハグナ港とバルバゴン港との間を運航するカーフェリーの船内の様子

ハグナ港とバルバゴン港との間を運航するカーフェリーの船内の様子2

ボホール島に戻る時も、同じ航路のスーパー・シャトル・フェリーを利用しました。

バルバゴン港では、フェリー・ターミナルにフェリーのチケットの販売窓口があります。

バルバゴン港のフェリーターミナルにあるチケット販売窓口

カミギン島のバルバゴン(Balbagon)港でボホール島ハグナ行きのフェリーのチケットを購入したところ、料金は425ペソ。ターミナルフィーは12ペソでした。同じフェリーなのに何故か往路と復路とで料金が違います。

カミギン島に来る時と同じ船員の顔ぶれ。上映映画まで同じものでした。

なお、ハグナの港、バルバゴン港ともにフェリーターミナルの建物に入るに際しては、ちゃんと荷物検査があります。

ボホール島ハグナ港のフェリーターミナルでの荷物検査

ボホール島ハグナとカミギン島とを結ぶスーパー・シャトル・フェリーの運航スケジュール

出発日ボホール島ハグナ発カミギン島着
月曜・水曜・金曜13:0017:00頃
出発日カミギン島ボホール島ハグナ着
月曜・水曜・金曜08:0014:00頃

スーパー・シャトル・フェリーの運航日は必ず確認を!

ここで気をつけたいのは、ハグナ(Jaguna)とカミギン島との間を運航するフェリーは、スケジュールが頻繁に変わることです。事前のチェックが必須です!

上述したように2017年10月時点では月曜・水曜・金曜の週3便でしたが、島民によると4月、5月は毎日、運航していたそうです。

スーパー・シャトル・フェリー(Super Shuttle Ferry)のお問い合わせ先&参考URL

フェリーの運航スケジュールはシーズンによって変更します。スーパー・シャトル・フェリー(Super Shuttle Ferry)の公式サイトで運航スケジュールや料金を確認できます。

しかし、情報が古いままになっていることもあるので、電話で確認するのが一番確実ですね。

なお、以前はオーシャン・ジェット(Ocean Jet)も運航していたそうですが、2017年10月時点では運航していませんでした。

また、セブ市にあるセブ港のピア1からは、カガヤン・デ・オロ行きのフェリーが運航しています。そこで、セブ市→カガヤン・デ・オロ→バリンゴン→カミギン島というルートも考えられます。

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